◎”阿吽倶流の彷徨い日記”の初めて編である。いつか、こんな旅がしたいと考えていたが、.......失業という突然の運命に、これは、神様がくれた自分探しの休日だと思った。
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◎アイヌ村の奥にポロトコタンと言う、沼があった。早速ロードサイクルを持ち出して、沼を一周したが、森の方は熊が出そうで気味が悪かった。
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◎今日は天気の快復がはやい。登別に着いたのはＡＭ１０：３０頃だった。空は急速に晴れてきて、気分的にも、かなりテンションが上がってきた。
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◎地獄の入口にある高級ホテルの温泉に入る。20０0円は痛いが、記念だと思って奮発。入ったら、ほとんどの浴槽が清掃中。体育館のように広い温泉で、数も多いが、露天に入った。貸切状態だった。
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◎温泉を出て、先を急ぐと赤茶けた小さな山が見えた。そばに寄ると、昭和新山であった。このように、絵葉書みたいな晴天で、気分は絶好調。奇麗だな～。
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◎人間気分しだい、かなりハイになってる。青空が好きで旅に出るようなものだ。昨日は雨に祟られたから、よけい、今日の青空がしみてくる。
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◎洞爺湖は快晴。あれは、向こう岸ではなく中島という島である。全体はもっと大きい。有珠山の噴火の傷跡も癒えて、また観光客も戻ってきたようだ。
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◎有珠山の溶岩は、この町に流れてきたらしい。右奥の赤茶けた山が昭和新山。高い山が有珠山で、あの山の向こう側に洞爺湖がある。
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◎虻田から室蘭をパスして噴火湾に入った。向こうに見えるのは駒ヶ岳だ。有名な大沼公園から見る姿とは大部違った形だが、近ずくにしたがい姿を変えてゆく。
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◎大沼公園に到着して、やっと観光写真で見るような駒ケ岳になった。ここまで来れば、あとひといきで函館だ。天気も良いし、期待でわくわくする。
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◎五稜郭の正面入口の駐車場から、自転車を出して内部を散策。駐車料金をとられるが、裏口の駐車場なら無料だと言う事が、二度目に行った時わかった。
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◎場内と言っても、城は無いが、展示館があって五稜郭の歴史などを開設している。中にはあの、新撰組の事なども解説していろ。
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◎函館戦争で使用したのか、大砲なども展示しているが、これも、江差から持って来たんだろうか？。
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◎函館駅の前まで来た。さて、つぎは何処え行こうか考えた。駅前に市電の線路があるので、其の後につずいて走って行けば何処かにいくでしょう。
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◎函館山の左脇から道沿いに行くと、立待岬という所に出た。たしか、森昌子の歌と同名の場所だ。もう夕方なので、また今夜の宿泊所をみつけなければ。
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◎立待から戻る道すがら、樹木の間から見えた景色をパチリ。さて、向こうのほうへ行って見るか。出来れば道の駅でもあればいいのだが。
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◎函館市内からだいぶ来てしまった。道の駅がなくて、一時間も走って、やっとここがあったのだ。波音が聞こえる、わりと静かな場所で、よく眠れた。
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◎夜明けとともに恵山を出て、函館の入口まで来た。聞き覚えの有る名前に寄って見ると、早朝でまだ閉まっている。もっとも修道院ですから、男は入れません。
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◎かたく閉ざされた入り口。周りは普通の民家が密集した場所です。時折、朝のマラソンの人が走り過ぎるだけ。こういう場所は、早起きだと思うのですが。
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◎鉄格子の中に、カメラを入れてパチリ。神様お許しください。でも、人の気配は無い。そうか、早朝からみんな、礼拝をしているのかも知れない。失礼いたしました、それでは旅の安全をお祈りいたします。
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◎相撲の町福島町。道の駅まで相撲である。千代の山や千代の富士の出身地で有名だ。他にも青函トンネルの出口のあるところだ。
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◎松前漬けで知られる松前。松前神社と隣接する松前城である。天気がいいので写真写りがいい。
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◎北海道の最南端、白神岬に到着した。ここよりも、下北半島のほうが北にあるそうだ。冬の晴れた日には竜飛崎が見えるそうです。
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◎江差に着く前に、あまりにも素敵で美しい景色が広がった。これはカメラを持っていて、写さなければ罪になる。マイ、パソコンの壁紙にもしたい。憎い電線だ。
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